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2012年12月18日 (火)

ぼくの大好きな青髭(庄司薫著)

12月13日は、所英明が庄司薫「ぼくの大好きな青髭」(新潮文庫)について、報告しました。

福田章二は、二十歳の学生のころ「喪失」という作品で中央公論新人賞を受賞後、しばらく沈黙し、約10年後の1969年、雑誌「中央公論」に庄司薫(=章二くん)の筆名で「赤頭巾ちゃん気をつけて」を発表。たちまち評判を呼び、芥川賞受賞、映画化され、ベストセラーとなり、以後筆名と同名の主人公「庄司薫」をめぐる連作「さよなら怪傑黒頭巾」「白鳥の歌なんか聞こえない」「ぼくの大好きな青髭」を発表。しかし、この連作のほか、3冊のエッセイ集を残して、1970年代末にまた沈黙し、現在まで作品の発表はない。夫人はピアニストの中村紘子さん。
この不思議な作家の、最後の作品である「青髭」が持つ意味について、所が報告しました。1970年代中盤の時代状況の中で、青春の終焉、をテーマにした予見的な小説になっている点に参加者の興味があつまりました。138534

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